珍しい専門学校やスクール7校紹介！特殊分野を学べるおすすめ学び場

求人ボックス給料ナビによると、寿司職員の平均年収は453万円人のことです。

しかし高級店や海外で働いている方など、1,000万円を超えているかたもざらにいるのが魅力的ですよね。

近年は海外での日本食ブームにより、ニューヨークやパリなどの大都市で活躍する卒業生も増加しています。

また、独立して自分のお店を開業したり、料理教室の講師やフードコーディネーターとして活躍する道も広がっています。

専門マナブ

すし職人って将来性があるんだね！

東京バイオテクノロジー専門学校（お酒醸造・発酵食品コース）

学校の特徴

東京バイオテクノロジー専門学校のお酒醸造・発酵食品コースは、微生物を利用した二つのもの作りを専門的に学べる珍しいコースです。

専門学校では唯一、ワイン・日本酒・ビール・リキュール・焼酎の5種類の試験醸造免許を取得しており、在学中から本格的な醸造技術を実践的に習得できる環境が整っています。

特に醸造実習では、実際に学内の設備を使ってお酒を製造する貴重な経験ができます。

醸造から帳簿付けまで、現場を想定した技術と知識を身につけられるのは、酒税法に基づいた免許を持つからこそ可能な学びです。

講師陣も業界最前線で活躍する専門家が揃っており、紫綬褒章を受賞した日本ワイン界を代表する研究者や、受賞歴多数の現役杜氏など、本物の技術を直接学べる環境が整っています。

産学協同研究では企業と協力して商品開発に取り組み、実際に学生が考案した商品が市場に出るなど、理論だけでなく実務に直結した教育が行われています。

取得できる資格

特筆すべきは、専門学校で唯一、エノログ（ワイン醸造技術管理士）認定に見合う科目単位を充足していることです。エノログはヨーロッパでは薬剤師などと同等の国家資格として認められている権威ある資格で、このコースではその取得に向けた専門的な教育が受けられます。

食品業界での就職に有利な「食品衛生責任者」の資格も取得可能です。

食品を扱う営業を行う場合、営業許可を受ける施設ごとに1名以上、この資格を持つ人を置かなければならないため、食品製造や販売を行う企業でも重宝される資格となっています。

さらに「中級バイオ技術者認定試験」や「毒物劇物取扱責任者」など、バイオ関連企業で評価される資格の取得も目指せます。

進路と就職先

お酒醸造・発酵食品コースの卒業生は、主に醸造関連企業や食品メーカーへと進路を定めています。具体的な就職先としては、ワイナリー、酒蔵、ビールメーカー、ウイスキー蒸留所などのお酒製造企業が挙げられます。

また発酵食品の知識を活かして、調味料メーカーや乳業メーカー、食品素材メーカーなどへの就職も多く見られます。

ワインから日本酒まで本格的なお酒づくりが学べるなんて興味深い！

アカデミー・デュ・ヴァン

学校の特徴

アカデミー・デュ・ヴァンは、パリ発祥の38年の歴史を誇る日本最大のワインスクールです。

趣味でワインを学びたい初心者から、ソムリエ資格取得を目指すプロまで、年間6,000名以上が学ぶ人気校として知られています。

趣味から仕事に活かしたい人まで幅広く学んでいるんだね！

カリキュラムは段階的に構成され、入門講座「Step-I」から専門資格対策まで幅広いレベルに対応しており、自分のペースで無理なく学べる点が魅力ですね。

全国に青山、銀座、大阪、名古屋の4校舎があり、振替制度も充実しているため、忙しい社会人でも通いやすい環境が整備されているのがグッド！

取得できる資格

アカデミー・デュ・ヴァンでは、日本ソムリエ協会（JSA）認定の「ソムリエ」と「ワインエキスパート」資格の取得を目指すことができます。

これらは国内で最も権威あるワイン資格として知られており、合格率も高いことで評判です。

また国際的に通用する「WSET（Wine & Spirit Education Trust）」の資格コースも提供しています。

進路と就職先

卒業生は主に高級レストランやホテル、ワインショップなどで活躍しています。

ワインインポーターなどの商社に就職する道もあり、資格を生かして独立開業する人も少なくありません。

ワイン講師や専門メディアでの活動など、ワインの知識を生かした多様なキャリアパスを選ぶことが可能です。

プロの世界でも通用する本格的なワイン教育が受けられるんだね！

芸能に関する珍しい学校・スクール

ここでは芸能分野における特色ある学校をご紹介します。一般的なアクターやダンサーではなく、声優やパフォーマーなど、より専門性の高い分野で活躍したい人にとって、貴重な学びの場となっています。

それでは、各学校の特徴や学べる内容について詳しく見ていきましょう。

N-Academy（マジシャン養成スクール）

学校の特徴

N-Academyのマジシャン養成スクールは、日本を代表するマジシャンMr.マリックが直接指導する珍しいオンラインスクールです。

マジックの基本を体系的に学べるカリキュラムは、単なるネタの種明かしだけでなく、なぜ不思議に見えるのかという理論や心理学的な側面からも解説される点が特徴的。

授業はすべてオンラインのeラーニング形式で提供され、忙しい社会人や地方在住者でも時間や場所を選ばず受講できます。

特に2台のカメラを使った種明かしの映像は、わずかな手の動きやタイミングまで細かく観察でき、繰り返し視聴することで確実に技術を習得できるよう工夫されています。

受講生自身のマジックパフォーマンスをビデオで撮影・提出すると、Mr.マリック本人から直接添削指導を受けられる点も大きな魅力です。

取得できる資格

クロースアップマジシャン ベーシックコース（全12レッスン）を修了し、条件を満たした受講生にはN-Academy事務局よりMr.マリック直筆サイン入りの修了証が発行されます。この修了証はマジックの基本技術を習得したことの証明となり、マジシャンとしての活動を始める際の信頼性を高めるものとなります。

進路と就職先

このコースを修了した後は、プロのマジシャンとして活動を始める人や、すでに別の職業を持ちながらパーティーやイベントでマジックを披露するセミプロとして活躍する人など、様々な形でマジックスキルを活かした道が開かれます。

Mr.マリックから直接マジックを学べるなんて貴重な機会だね！

特殊な職業に関する珍しい学校・スクール

一般的な職業とは一線を画す特殊な仕事に必要なスキルを学べる専門学校は、独自の世界を持つ珍しい職業に就きたい人にとって貴重な学びの場！

これらの学校では、通常の大学や専門学校では学ぶことのできない特殊な技術やノウハウを、現場で活躍する本物のプロから直接学ぶことができます。

ここでは特殊な職業に関する3つの珍しい学校を紹介します。

• 探偵のプロフェッショナルを育成
• 葬祭業界の次世代リーダーを養成
• 現代に生きる忍者の技を伝授

東京探偵学校

学校の特徴

東京探偵学校は、NPO法人東京都探偵業協会が運営する、実践的な探偵技術を学べる珍しい専門学校です。

第一線で活躍するプロの探偵や調査会社の経営者が講師を務め、現場で実際に使える本物の調査技術やノウハウを少人数制の授業で学ぶことができます。

映画やドラマの世界とは異なる、現実の探偵業務に必要な専門知識や法令遵守の意識も身につけられるのが特徴です。

カリキュラムは「調査員コース」と「独立開業コース」の2つに分かれており、調査員を目指す人向けには尾行や張り込みといった基本技術を、独立開業を目指す人向けには調査技術に加えて経営ノウハウや法令知識まで幅広く学ぶことができます。

取得できる資格

東京探偵学校では、一般社団法人日本探偵業協会認定の「一級探偵調査士」と「探偵業務管理者」の資格取得をサポートしています。

これらの資格は探偵業界で専門性を証明するもので、特に「探偵業務管理者」は探偵業法に基づく届出事業所に必要な資格となっています。

進路と就職先

卒業後の進路としては、探偵事務所や調査会社への就職、または独立開業という道が開かれています。

特に独立開業コースを修了した後は、東京都探偵業協会への加盟と同時に開業サポートを受けることができるため、開業したばかりでも安心して業務を始められる環境が整っています。

日本ヒューマンセレモニー専門学校

学校の特徴

日本ヒューマンセレモニー専門学校は、葬儀や遺体衛生保全を専門的に学べる日本で唯一の葬儀専門学校です。

2000年に葬儀会社の経営者が「専門性の高い職種なのに専門教育が施されていない日本の教育に一石を投じる」という思いから設立された学校で、フューネラル学科とエンバーミング学科の2つの学科を持っています。

葬儀の形が多様化する現代社会において、形だけではない「心」のご葬儀を提供できる葬祭ディレクターや、エンバーミング（遺体衛生保全）という日本ではまだ珍しい技術を持つエンバーマーを育成しています。

取得できる資格

この学校では、厚生労働省認定資格である「葬祭ディレクター技能審査」の取得を目指すことができます。

この資格は葬儀業界では高く評価されており、就職活動において大きなアピールポイントとなります。また、「エンバーミングアドバイザー」という日本ではまだ珍しい資格も取得可能で、これは遺体衛生保全の専門知識を持つ者として認められる証明となります。

進路と就職先

卒業生は主に葬儀社やセレモニーホール、エンバーミング施設などに就職しています。

少人数制（学生50人に対して教員1人）の徹底した就職指導により、葬祭業界への高い就職率を維持しています。開校から20年以上が経過し、業界内には多くの卒業生が活躍しているため、就職のネットワークも強固です。

伊賀流忍術学園

学校の特徴

伊賀流忍術学園は、「忍術とは生き抜く術、平和の術」という理念のもと、2022年2月22日（忍者の日）に京都で開校された珍しい忍者養成学校です。

かつて伊賀地方には「四十九院」という兵法や忍術を学ぶ寺子屋があったと言われており、その伝統を現代に復活させた形の教育機関となっています。伊賀で生まれ育った学園長・市川伊蔵が直接指導する本格的な忍術学校で、中学1年生以上であれば誰でも入学できます。

カリキュラムは「実技」「座学」「野外」の三本柱で構成されており、基礎鍛錬、心気鍛錬、呼吸法、歩法、生存術、護身術、忍具法、変装術などの忍術を学ぶことができます。

特筆すべきは、単なるエンターテイメントとしての忍者ではなく、「どんな状況下、環境変化をも生き抜く術」として忍術を捉え、現代人にも役立つ生きる知恵として教えている点です。

授業は入門之巻から始まり、初伝之巻、中伝之巻と段階的に進むシステムになっています。

取得できる資格

この学校では現代的な資格制度というよりも、伝統的な忍術の伝承システムに基づいた段階的な修了認定が行われます。

入門之巻、初伝之巻、中伝之巻といった段階を踏んで技術を習得していくことで、忍術の奥義に近づいていくスタイルです。最終的には学園長から直接伝授される秘伝之巻まで進むことができます。

進路と就職先

伊賀流忍術学園を卒業した後の進路は、一般的な就職先というよりも、学んだ忍術の知識と技術を現代社会で活かす多様な形があります。

観光地での忍者パフォーマーや文化伝承者として活動する人もいれば、忍術の生存術や心気鍛錬法を応用してサバイバルインストラクターやメンタルトレーナーとして活躍する人もいます。

まとめ

今回ご紹介した珍しい専門学校（専門校）やスクール等は、一般的には知られていない特殊な分野を学べる貴重な教育機関です。

寿司職人からエンバーマーまで、バイオ技術から忍術まで、それぞれが独自の専門性と魅力を持っています。

あなたが情熱を注げる分野は必ずどこかにあります。

大学や一般的な専門学校ではなく、もっと特殊な分野に興味があるのなら、決して諦めないでください。

今回紹介した学校はほんの一部です。探せば探すほど、形態を問わず、あなたの求める学びの場は必ず見つかるはずです。

人と違う道を選ぶ勇気さえあれば、あなただけの個性的で充実した人生が待っています。あなたの情熱を育む場所は、想像以上に近くにあるかもしれません。

納得のいく学校選びができたら幸いです！